投稿日: 2024年2月7日2024年2月7日 投稿者: haruru4lo君たちはどう生きるか ずっ〜〜〜〜〜・・・・と感染予防対策的に怖くて我慢してたけど遂に観に行ってきました。「君たちはどう生きるか」※盛大なネタバレ要素全開なので、観た方だけ読んでください。パラレルワールドってか、なんかもうかなりSF?!これは・・ストーリー展開にあんまり抑揚が少なくて・・・「決して一般受けはせんやろうなぁ・・・」なんて思いつつ、これはひょっとしてアレか?!この世界の成り立ちとかいうか・・世にも不思議な世界的な?!白い積み木(石)をご先祖のお爺さんが触ってるシーン。昔、何かで観た短編の変な映画を思い出した。一見、挙動不審でしかない、カチカチとずっとシャープペンシル(ボールペンだっけ?!)の音を出しながら、ぶつぶつと何か小声で唱えてる不思議な男性がいた。ずっと一日中カチカチ、ぶつぶつ・・・一見、とても正気ではないように見える。ところが、シャーペンのカチカチの動作がうざい!と他者がその手を取って動作を止めた瞬間、どこかの航空機が急に墜落を始めたり、事故ったりパニックに。男が、今までのようにカチカチぶつぶつを再び始めると、飛行機は元の高度に戻り、世界は平和に戻る。別の男性が、イラっと来てシャーペンを取り上げたタイミングで男の動作が止まり、ホッとしたように、その声をかけて止めた別の男を見ていった。「今度はあなたが僕の代わりにこの世界を支えるんだ」男は普通に戻り、去って行った。次の瞬間、挙動不審のシャーペンカチカチぶつぶつ・・と、バトンを受け取ったが如く、声をかけた男が、新たなシャーペン男になった。この世の均衡はたった一人のシャーペン男(挙動不審な動きとぶつぶつ喋る事)によって保たれてるという衝撃の事実・・・!という変な映画。・・・・意味が伝わるかな?!あの積み木は・・・もしかして・・って思ったら、ぎゃーーー!何すんねんインコ大王!!!!(心中絶叫)↑これはクライマックスのあたりお屋敷の敷地内の洋館の塔(とても古くて怪しげ)が、実は、昔、空から降ってきた隕石のような物を、囲むようにして洋館を建てたのが・・・主人公の祖先の大叔父。その洋館を建てる時も建設工事中に事故が多発し、死人が出たり、主人公の母親が失踪した後、失踪した時のままの姿で突然戻ってきたり・・要するに、あの洋館の塔は・・不思議な世界への入り口。沢山のパラレルワールドが混在するHUB的な場所?!屋敷のお婆ちゃん(小間使いさん)が一人、主人公の真人(まひと)と共に、洋館の不思議な世界へ・・消えた父の継母を探しに入ったが、(あの着物の柄が同じだったヒントで、あれ?!おばあちゃんか?ってすぐ察しがついた)別世界(下の)では逞しい女漁師として自立していた屋敷のお婆ちゃん(キリコ)が謎に凛々しくて・・・宮崎アニメってこーゆーサバサバしたカッコ良い女性好きよな♪(私も好きさ)その世界の別の場所では鳥(インコ)が世界を支配していて、紛れ込んだ真人(主人公)を当然のように食べようとして刃物を研いだり、皆で「いただきます♪」みたいなモロに獲物の雰囲気で迎えられたり・・・あぁ。。これは今、この世の中で鶏肉を普通に食べてる私達人類と、インコ(鳥類)が完全に逆転した世界なんかなぁ・・なんてね。とにかく、複雑な感じの不思議な世界を、独特な凝った描写で見せてもらった。あのポスターの青鷺さんの正体は?!謎のままだったけど、なんか途中から、「友達」って言われた瞬間からか?もしくは、キリコさんに「ひどいお茶だけど、これでも飲んで仲直りしな」って言われてからか?!・・なんか仲間っぽくなって行ったのが少々解せないが、まぁいいか(笑)思いっきり描きたい世界を(原作があるようだが)思いっきりアニメーションを使って描いたった!っていう作品。とにかく、あらゆる背景が綺麗であり、リアルであり、とても概念的でもあるんだけど・・魅入ってしまった。なんとか色々な解釈をしながらも、最後まで先が全く読めない展開だったお陰で楽しめた。(過去に、昔、色々変な映画を見まくった経験による、めちゃくちゃ強引な解釈っていうか、過去の変な映画の記憶を総動員してた私)何にせよ、悲惨な終わり方でなくて良かった(笑)出だしあたりでは、反戦のメッセージ色がある作品なのかな?!ってちょっと思ったけど、見終わったら全然違くて、何だか不思議な後味の映画だった。ずっと気になりつつ、我慢していたので、劇場で観れて満足。ただ一つだけ残念だった事が・・TOHOシネマズ○○アネックス(別館)のポップコーン(M)の、塩バター味・・さぁ・・・塩分濃度が尋常じゃなく高過ぎ!!!!どんぶりに大盛りによそった白ごはんに混ぜたいくらいに塩辛かった!美味しく感じる塩分の3倍はあったな(涙)でも映画はやっぱ映画館やね。 (幸い朝10時〜だと空いてた。私入れて10人くらい?!安心できる距離感で観れたから良かった。)