11月4日の夕方の一報から

気持ちを整理する為に・・・とキーボードを叩いてます。

昨日の夕方LINEでその一報を眼にした瞬間、固まりました。

梅田駅の付近の地下街、ヨタヨタと壁ぎわに移動。Twitterを開くとNEWSと阿鼻叫喚のTL。

ああ・・ほんまなんや・・忘れた頃に・・・(涙)

アスリートを応援してると経験する、この怪我という試練・・・。

フモさんも書いてたように、よく考えたら、結弦くんが挑んでる4Aは、

危険と紙一重な神業の域のジャンプ。

2019トリノのGPFでの公開練習中に突然4Aの練習を始めたあの時。

現地から友人からのLINE

「今、ゆづが4A飛ぼうとしてる!!!何回も何回も転倒してて(汗)

怪我しそうで怖い〜!!心配で吐きそう・・・」

それを読んだ私は、TLやインスタを探しまくって

同じく吐きそうなくらい心配し、
怪我しないでお願い!!!ジスランはよ来てー!!!

って部屋の中で絶叫してた。直後、編集された地上波の放送が始まったけど、

心ここにあらず状態でちゃんと試合を見れなかった記憶。

2度目は、大阪開催の国別での練習中。

私は、行きたい気持ちと

(医療崩壊してる地元大阪の深刻な状況の為→)行くなと止める自分が

死闘を繰り広げてる最中。(チケットも持ってないのに)
マジで発狂寸前状態だったので、4Aの練習が始まったと

TLで目にした瞬間、脳内がキャパオーバーし、スマホを投げてしまった。

今まで生きてきて一番精神が崩壊するかと思った瞬間だったので(涙)

あの時、もし転倒でもし怪我なんて事になってたら、今の私は存在してないでしょう。

(私自身の無駄に想像力があり過ぎて要らん心配をしてしまうが為の、勝手な病みっぷりは置いときましょう。すみません)

彼が毎晩練習リンクでたった一人で黙々と、試合の為の練習、そして、

この4Aの練習を、怪我をしないよう細心の注意を払って、時には足首を守るよう、

別の場所を打ち付けられたりしながら、何百回も飛んでたと思うと、想像するだけで痛みを感じてしまいます・・・。

なのに、人間というのは慣れてしまうんですね。

彼が極めて危険なジャンプの練習をしているって事に、慣れてしまった。

彼が夢のように綺麗な4Aを飛び、着氷する姿、彼が満面の笑みでガッツポーズする絵。

そればかりを想像してしまい、過酷で危険な練習を一人でやっている事実は、まるで当然の事のように・・・慣れきってしまった。

心配し過ぎるのも良くはないけれど・・・。

五輪2連覇からのボーナスステージを、こんなにも長く見せてもらえてる事

それさえも当然のような感じで慣れてしまってたかもしれない・・。

いつだったか、2019のワールド前だったか後だったか・・

もう自分一人の滑りじゃない・・みたいな事をインタビューで話してた。

国政がド阿呆な為に不況+COVID-19で大変な状態の我が国。

そんな中、あらゆる業界の経済を大規模で回す影響力を持つ彼は、

責任感と、誠実な性格から、現役をやめたくても、やめづらいと

感じてるかも・・とか色々推測してしまったり・・・。

だから、4A飛びたいいう具体的な宣言をする事によって、

自分の夢も叶える事で、皆に納得してもらえる形の幕の閉じ方を

イメージしてはるんだろうなぁと覚悟しつつ・・・・。

今回のこの一報を脳内で冷静に受けとめた瞬間、頭をよぎった

「引退」の二文字。

だって、こんな試合前の怪我は痛いし、辛い。

ここまで来るまでに積み重ねてきて練習も、試合当日に一番ピークに

来るよう調整してきてるであろうコンデション。

それを数ヶ月かけてコツコツと・・・精神的ダメージがいちばんキツイ。

そして、怪我の治療。しばらくは松葉杖生活で足首は固定・・・。

氷上に戻る以前に、普通の生活にも支障をきたす辛さ・・・。

加えて、少しずつ少しずつしか進まないリハビリの歯痒さ。

こんなんもうやってられるか!って投げ出してもいいくらい辛いよ(涙)

いくら平昌五輪前で経験してたからと言っても・・

もし、「もう無理!怪我でもう着氷できないから辞めます」って、

彼が突然現役を辞めたとしても、誰も止められない。

彼は充分に戦ってきてくれた。(破綻してるジャッジシステムとも)

それを、勝手に1ファンとして応援させて頂いてるだけの私。

聞き分けの良い解ってる風な事を書いてますが、本音は、やはり

いつまでも、彼の美しい演技を観たい。

ずっと現役でいて欲しい。

生で彼の演技を会場でこの眼で拝みたい。

・・・勝手な私の欲望なんですけど、このまんまなんです。

だから、 Twitterでは、もう彼が再び復帰して試合に出てくれると、

希望的観測120%で、「更なる研究やイメトレに励みつつ」とか

平昌ん時もできたんやし、出来はるはず!と思って
偉そうにツイートしてしまったかなと・・今反省しています。

お前は何様やねんとコーチか?!と突っ込まれても仕方がないです。

幸いにも彼のコメントは、怪我の直後で一番落ち込んでいても仕方がない中、とても前向きで現役を続けてくださる様子の、
非常にありがたい文面だった。
辛いからコメントなしでもよかったのに・・・毎回頭が下がる思いです。

もう、あらゆる事の覚悟を決めて、これからも全力で応援して行こうと

改めて思った次第です。























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